《2025年最新版》飲食店の補助金|開業・設備投資で使える東京の助成金を解説!
~はじめに~
今回は飲食店が利用できる補助金・助成金についてなるべく「分かりやすく」解説します。
「補助金があるのは知っているけど、手続きが複雑そう…」「本当にもらえるの?」と不安に思っている飲食店経営者・料理長の方も多いのではないでしょうか。本記事では、2025年7月現在で実際に申請可能な補助金制度を具体的にご紹介いたします。
2025年7月現在、東京の飲食店が受けられる補助金一覧!
食材費の高騰や人手不足で経営が厳しい今、飲食店が活用できる補助金・助成金制度は数多く存在します。ところが、多くの経営者が「自分の店がどの制度に申請できるのか分からない」「条件を満たしているか不安」と感じて、せっかくの支援制度を見逃しているのが現状です。
まずは、どのような制度があるのかを確認してみましょう。
■飲食店が今すぐ申請可能な補助金制度一覧
補助金名
最大金額
対象設備・用途
申請状況
申請先
「人手不足で大変…」飲食店が抱える3つの課題と補助金
こんなお悩みありませんか?
■1. 人手不足を解消したい。
人手不足の悩みは、自動化システムを入れてスタッフの作業負担を改善できます。
1.セルフレジ・自動精算機で、会計業務の人手を削減することができます。
セルフレジ・自動精算機を導入したい場合の補助金はコレ!
▶中小企業省力化投資補助金(最大1億円)
2.セルフオーダーシステムで、注文受付業務を自動化することができます。
セルフオーダーシステムを導入したい場合の補助金はコレ!
▶IT導入補助金2025(最大450万円)
■2. 新規店舗なので予算があまりない
新規開業の悩みは、補助金や助成金を活用して初期投資の負担を軽減できます。
1.厨房機器や店舗の什器で、開業に必要な設備を整えることができます。
厨房機器を導入したい場合の補助金はコレ!
▶創業助成金(東京都)(最大400万円)
2.内装工事や看板作成で、魅力的な店舗作りをすることができます。
内装工事・看板を導入したい場合の補助金はコレ!
▶小規模事業者持続化補助金(最大250万円)
■3. 集客を強化したい
新規顧客の獲得やリピーターの育成には、広告宣伝や販路開拓への投資が欠かせません。
1.チラシのポスティングやWebサイト制作で、店舗の認知度を高めることができます。
チラシ作成・Webサイト制作をしたい場合の補助金はコレ!
▶小規模事業者持続化補助金(最大250万円)
2.展示会に出展して、新たな顧客や取引先を開拓することができます。
展示会に出展したい場合の補助金はコレ!
▶小規模事業者持続化補助金(最大250万円)
■あなたの店舗の課題に最適な補助金制度をご提案します
「人手不足、設備投資、売上低迷…うちの店が抱える課題にはどの補助金が一番効果的?」
こうした疑問をお持ちの方、まずは無料相談をご利用ください。店舗の規模や業態、現在の課題をお聞かせいただければ、最も効果的な補助金制度をご提案いたします。
八芳園ヒューマンリソースマネジメント
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適切な補助金選択が、経営改善への近道です。
飲食店の各補助金の詳細と活用事例
■1. IT導入補助金2025 – 最も使いやすい補助金
概要:
POSレジシステムや予約管理システムなど、飲食店のデジタル化に必要なITツールの導入費用を最大450万円まで補助してもらえます。
IT導入補助金2025 – 補助内容
通常枠A類型
最大150万円(補助率1/2)
通常枠B類型
最大450万円(補助率1/2)
インボイス枠
最大350万円(補助率2/3〜3/4)
対象となるITツール例:
・POSレジシステム
・予約管理システム
・在庫管理システム
・会計ソフト
・顧客管理システム
実際の活用事例:
IT導入補助金の公式サイトに掲載された事例では、従業員1~5名の飲食店がセルフオーダーシステムを導入し、人手不足の解消と回転率向上により売上が40%成長を実現しました。また、別の飲食店グループではセルフレジ導入により会計ミスが9割減、客単価が2割UP、食材ロスが4割減という大幅な改善効果を達成しています。
申請のポイント:
・事前にIT導入支援事業者への相談が必要
・「SECURITY ACTION」の宣言が必須
・GビズIDプライムアカウントの取得が必要
■2. 中小企業省力化投資補助金 – 大規模な設備投資に最適
概要:
人手不足の解消を目的とした省力化設備の導入費用を支援する補助金です。配膳ロボットや自動調理機器など、飲食店の省力化に直結する設備が対象となり、最大1億円という大規模な投資が可能です。
中小企業省力化投資補助金 – 補助内容
従業員数5名以下
最大750万円
従業員数6~20名
最大1,500万円
従業員数21名以上
最大4,000万円
大幅な賃上げを行う場合
最大1億円
補助率
1/2
対象となる設備例:
・配膳や下膳ロボット
・自動調理機器
・食器洗浄ロボット
・セルフレジや自動精算機
・在庫管理システム
・予約や顧客管理システム
申請のポイント:
・「カタログ注文型」と「一般型」の2つの申請方法がある
・カタログ注文型は事前登録された製品から選択するため申請が簡単
・一般型は個別の設備導入計画を提出するため計画書は作成しないといけないが自由度がある
・年3~4回の公募があり、現在第3回公募中(2025年8月29日締切)
■3.創業助成金(東京都) – 開業資金の強い味方
概要:
東京都内で飲食店の開業を検討している方向けの助成金です。
店舗の内装工事費、厨房機器の購入費、初期の人件費、広告宣伝費など、開業に必要な幅広い経費を最大400万円まで助成してもらえます。
創業助成金(東京都) – 補助内容
助成限度額
最大400万円
助成率
助成対象経費の2/3以内
助成期間
交付決定日から2年以内
対象となる経費例:
・店舗改装費
・内装工事費
・厨房機器
・設備購入費
・従業員の人件費
・広告宣伝費
・マーケティング費用
・専門家指導費
・産業財産権出願
・導入費
申請のポイント:
・申請期間:令和7年9月29日(月)10時00分~令和7年10月8日(水)23時59分
【申請方法】電子申請のみ(郵送での申請はできません)
・東京都内での開業が前提条件
・事業計画書の詳細な作成が必要
・開業後の継続的な経営サポートも受けられる
■4. 小規模事業者持続化補助金 – 申請しやすい販路拡大支援
概要:
店舗改装、広告宣伝、新商品開発など、販路開拓や業務効率化に取り組む小規模事業者を支援する補助金です。申請書類が比較的簡単で、多くの飲食店が活用しています。
小規模事業者持続化補助金 – 補助内容
通常枠
最大50万円(補助率2/3)
インボイス特例
+50万円上乗せ
賃金引上げ特例
さらに上乗せで最大250万円まで
補助率
2/3(赤字事業者は3/4)
対象となる経費例:
・店舗改装・内装工事
・看板・メニュー表作成
・ウェブサイト制作
・チラシ・パンフレット作成
・テイクアウト用設備
・展示会出展費用
実際の活用事例:
小規模事業者持続化補助金を活用した飲食店の事例では、テイクアウト商品の開発とWEB注文システムによる販売体制を構築し、コロナ禍でも売上を維持することに成功しています。また、別の事例では店舗改装とホームページ作成により、新規顧客獲得とリピート率向上を実現しました。
申請のポイント:
・商工会議所または商工会での事業支援計画書作成が必要
・販路開拓の具体的な計画と効果測定が重要
・第18回公募:2025年10月3日~11月28日受付
補助金活用で飲食店経営の課題を一気に解決
東京都内の飲食店が直面している「人手不足」「設備投資の負担」「売上低迷」という3つの課題は、適切な補助金制度を活用することで大幅に改善することができます。
今回ご紹介した5つの補助金制度をまとめると:
IT導入補助金2025:最大450万円でPOSレジやシステム導入
小規模事業者持続化補助金:最大250万円で販路開拓と設備投資
中小企業省力化投資補助金:最大1億円で厨房機器の自動化
創業助成金(東京都):最大400万円で開業資金をサポート
これらの制度を組み合わせて活用することで、初期投資を大幅に抑えながら、効率的な店舗運営と売上向上を同時に実現できます。
重要なのは、補助金申請のタイミングです。特に創業助成金は2025年10月8日、小規模事業者持続化補助金は11月28日が締切となっているため、早めの行動が必要です。
飲食店の補助金申請でお困りの方はお気軽にご相談ください
「補助金制度は複雑で、自分の店舗にどれが最適か分からない…」 「どの制度から優先的に取り組むべきか知りたい…」 「事業計画の立て方がよく分からない…」
そんなお悩みをお持ちの方は、まずは一度ご相談ください。
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私たちは創業80年以上の総合プロデュース企業「八芳園」100%出資の<飲食業界専門>人材紹介、コンサル支援企業です。
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