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10/4/2023

コラム

【年末年始】飲食店の売上増には人材確保が大切!採用時期やコツも解説

飲食店には、時間や曜日だけではなく、数週間や数ヶ月にわたる繁忙期と閑散期が存在します。特に年末年始は、年間で最も売上が上がる時期といわれています。

今回は、年末年始に向けて人材を確保すべき理由と、具体的な人員確保の方法を紹介します。利益を取りこぼさないためにも、ぜひ参考にしてくださいね。


年末年始にバイトの人材確保が必要な理由

イベントが多い年末年始は、飲み会や会食が多く、予約困難になる飲食店が続出します。経営者にとって稼ぎ時ではありますが、繁忙期前に店内の準備や人材確保をしないと、せっかくの売上を取りこぼしてしまう可能性もあるので注意しましょう。

ここからは、年末年始に向けて人材の確保が必要な理由を解説します。


①最繁忙期にあたりお客様の母数が多い

年末年始は外食を利用するお客様が多く、外食産業の最繁忙期といわれています。12月から1月にかけては、クリスマスやお正月といった行事と、忘年会と新年会が重なるため、職場や友人と外で食事をする機会が多くなるものです。

お客様が増えるのはうれしいことですが、多くのお客様を招くタイミングで低い体験価値を提供してしまうと、ネガティブな口コミがすぐに拡散してしまいます。

年明けから半年程度、悪影響を引きずる場合もありますので、普段通りの丁寧なサービスを徹底できるよう、人員を確保することが大切です。


②シフトに入れる人数が最も少ない

行事が多い年末年始は、仕事やバイトを休む人が多く、シフトに穴が開きやすい期間です。クリスマスや、お正月の地元への帰省、海外旅行に加え、学生の場合は試験を控えているといった理由で休む場合もあるでしょう。

いくら繁忙期であっても、従業員が少ないと回転率が落ち、多くのお客様を招けなくなってしまいます。今いるスタッフに年末年始の予定を確認したり、欠員が出そうであれば早急に求人を行うことをおすすめします。

③客単価が高く、組人数が多い

祝い事が多い年末年始は、職場や親戚一同での食事会をはじめ、大人数で食事する機会が増えます。また、冬のボーナスが出た後ということもあり、消費意欲が高まり、客単価もいつもの宴会より高くなる傾向があるといわれています。

来店人数とともに客単価も増えるこの時期にお客様を逃さないよう、しっかりと準備しておくことが大切です。


人材確保を始めるおすすめの時期

人材確保を始めるおすすめの時期

年末年始に向けて求人を行う際は、10月には動き出しましょう。今いるバイトスタッフにいつからシフトに入れないのか聞いておくと、繁忙期にどれくらいの人手が必要かがわかります。


もし人手が足りなかった場合もバイト同士で予定を調整してもらえたり、友人を紹介してくれる可能性もあるので、早めに相談して損はありません。
また、年末年始だけ派遣スタッフを雇う際は繁忙期の直前に依頼すると、通常より時給単価が高くなる場合もあります。年末年始を見据えて、早急に準備を進めるようにしましょう。



年末年始におけるバイト人材確保のコツ

もし年末年始に人手が足りないとわかったら、できるだけすぐに人材確保に向けて動き出しましょう。しかし、イベントの多い年末年始に働いてくれる人を探すのは簡単ではありません。

ここからは、年末年始に活躍してくれる人材を集める方法について解説します。安心して繁忙期を迎えられるよう、秋口には求人をスタートするのがおすすめです。

1.既存のアルバイトにシフト交渉する

既存のアルバイトにシフト交渉する

まずは、今いるバイトメンバーに年末年始のシフトを調整してもらえないか相談しましょう。誰か一人に負担を押し付けるのではなく、バランス良く休日を割り振ることで不満が少なく、円満な解決につながります。

また、バイトメンバーも年末年始の営業予定を知りたいと思っている可能性があります。事前に予定が分かれば、旅行や家族行事を変更できるかもしれません。

お互いに気持ちよく年末年始を迎えるためにも、早めに面談して、予定を確認しておきましょう。


2.インセンティブを用意する

インセンティブを用意する

なかなかバイトメンバーの都合が付かない場合は、繁忙期に出勤したスタッフにインセンティブを提案するのも一つの手です。

例えば、「繁忙期に○日入ればお年玉として○万円プレゼント」や「3日出社したらエステ券」といった年末年始らしいプレゼントでも喜ばれます。

インセンティブを設けることで、出勤したスタッフも割を食わず、ポジティブな気持ちで繁忙期を乗り越えられるでしょう。


3.退職者に短期バイトを提案する

退職者に短期バイトを提案する

今いるスタッフだけではなく、退職者に声を掛けると、即戦力として働いてくれる場合があります。今は別の職場で働いている元従業員であっても、年末年始は仕事の予定がない可能性もあるでしょう。

急いで新人を採用するよりも、メニューや常連客のことを知っている元従業員を雇ったほうがミスやトラブルが起きにくくなります。円満退職したスタッフがいれば、連絡を取ってみてもいいかもしれませんね。


4.即戦力になる派遣スタッフを採用する

即戦力になる派遣スタッフを採用する

バイトメンバーに相談したり、退職者に連絡しても難しかった場合は、年末年始だけ短期の派遣スタッフを雇う方法もあります。派遣スタッフであれば、調理方法を一から教える必要がなく、派遣されたその日から活躍してくれるでしょう。

八芳園HRMでは、基礎トレーニングを受講した調理補助スタッフを派遣いたします。事前にスキルや得意分野もヒアリングでき、入社後がミスマッチがないので安心です。


年末年始に向けて他に注意すべきこと

人材確保以外にも、年末年始に向けた準備は欠かせません。例えば、イベントに合わせたメニューの開発や、年末年始仕様のオペレーションの確認とブラッシュアップが必要でしょう。

ここからは、万全の体制で年末年始を迎えるために気をつけることを紹介します。


・予約管理システムの導入

まだWeb予約システムを導入していない場合は、予約が増える繁忙期の前に導入しましょう。12月に入ると予約の電話が増えると同時に来客も増えるため、電話が取りづらくなってしまいます。


お客様対応しながらの電話対応は、予約の漏れや二重予約といったトラブルの引き金となる可能性もありますので、オンライン上で予約できるシステムを導入した方が間違いありません。


今は月額で導入できる安価なアプリもあります。アナログ管理による工数負担や、トラブルによる離反などを考えると、自店舗にあったシステムを入れることをおすすめします。

・早急に新人教育を行う

繁忙期を見据えて人材を確保したら、できるだけ早めに新人教育を行いましょう。直前で新人が入社した場合、大人数のお客様をうまく回せなかったり、焦ってミスが続いてしまったりする可能性があります。繁忙期のトラブルはお店の回転率悪化はもちろん、既存のお客様のリピート率を下げてしまうことにも繋がります。

新人は11月までの落ち着いた時期に教育し、繁忙期に備えておくと安心です。

・年末年始のポジションを決める

最も忙しくなる12月28日から1月5日に向け、予めポジションを決めておくと、直前になって焦らずに済みます。いつもとは異なる客層や人数にホールスタッフが焦らないよう、大量の注文でキッチンが混乱しないように事前に動きやフローを確認すると安心です。

12月に入る前にトレーニングすることで、実際にトラブルが起きたときも臨機応変な対応ができるようになるでしょう。


・備品の調達と棚卸を行う

慌ただしい繁忙期は、バッシングするタイミングを見失ったり、洗い物が溜まってしまったりすることがあります。

事前に今ある備品を確認し、足りなければ購入しておくと良いでしょう。グラスは割れる可能性も考慮して、多めにストックしておくことをおすすめします。いつもより多くの客入りが予想される時期だからこそ、より回転率を上げる工夫を忘れないようにしましょう。


・営業時間と営業店舗を見直す

もし今いる人材で通常通り営業することが難しいとなった際は、営業時間や営業店舗を見直す方法もあります。無理して長時間営業しても、料理提供に時間がかかり、お客様に満足されるサービスを提供できなかったら意味がありません。

ランチ営業をおやすみしたり、ビジネス街の店舗は早めに閉店したりするなど、短時間に集中して営業する選択肢を視野に入れてもいいでしょう。



どうしても人員が足りない際は当社にご相談ください

飲食店にとって稼ぎ時となる年末年始は、客入りの増加に対して、優秀な人材確保が欠かせません。八芳園HRMでは、店舗の料理ジャンルやポジションに合わせたスキルをもつ、熟練したスタッフを派遣いたします。

また、人材不足以外にも、飲食業に特化したチームによるコンサルティングも可能です。予管理システムやツールについても、お気軽にご相談いただけます。


飲食業でお悩みの際は、ぜひ八芳園HRMまでご相談ください。店舗にあったご提案をいたします。

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